相反するこのふたつの言葉ですが、両方とも好きな言葉であり、自分の考え方の根底にあるのではと思う言葉なのです。
人間の生活の大部分は無駄ばかりだと思います。その無駄なことが時に生活を豊かにする発見を大なり小なり生み出すわけです。
一方、効率性ってのも気になる。常日頃行なうことはどうしても無駄を省き効率的にしたい。この相反するふたつの考え方を誰でも持っていると思います。
人生の無駄な部分は人によってそれぞれだと思うので、効率性について。まぁ、これは仕事などに関して言われることが多いはず。後はエネルギーかな。
最近、できるだけ無駄なもののでない家なんてものをよく想像するんですよね(爆)。自然エネルギー(太陽電池や風力発電)で電気を起し、生ゴミからメタンガスを作り、水耕栽培で無農薬の野菜を作りる、そんな家ができたらいいなぁなんて…(笑)
世の中の常識では、資源エネルギーの埋蔵量は少ないとされていますが、その辺り実は心配する必要はないと思っていい(少なくとも私たちが生きている間は問題にはならないだろう)
IT技術の発展により、これまで見つからなかった油田が多数見つかっていた。しかし、コスト高がネックでその実現性が乏しかったが、昨今の原油高でコスト高が負担にならなくなりつつある。
メタンハイドレードという海底に凍っているメタンガスは日本の領海域に多数眠っており、メタンハイドレードの埋蔵量は現存のメタンの約2.5倍だという。現存とメタンハイドレードをあわせると100年分の世界消費(現在の水準のままなら)を維持できるという。
ただ、先ほどの私の妄想を実現させるためには、燃料電池(正確には水素発電機)とカーボンナノチューブの普及が欠かせない。
今のエネルギーの消費は非効率極まりない。まぁ良くて発電所から半分くらいだ。それを電気として使うとなると最初の発熱量の10%程度しか使われないそうだ。
だから、部屋を暖めるにはエアコンより石油ストーブの方が実は10倍効率的だといえ、地球に優しいのだ。本気で温暖化や異常気象を憂うならこういったことからはじめないといけない。
つまり、エネルギー消費という側面においては、まだまだ効率的に無駄を省く余地が大きいといえ、改善が期待できる。その一番手が燃料電池(水素発電機)であり、この水素を安全に貯蔵するカーボンナノチューブという素材である。
この燃料電池は簡単にいえば熱量と電気の両方を使えるので、80%近い発電量が使えるのだ。すると、排熱量は半分になり、資源の消費量が半分になり、その結果資源コストも半分になる。生ゴミなどから発生するメタンガスをさらに効率的に発生させることができるようになれば、さらに資源コストは減る。
こういった科学の発展が私たちの生活を豊かにしている事実を我々はあまり気づいていない。資本主義の発展が自然環境の破壊を促すことを強調する論調が目立つが、私たちの生活をさらに向上させ環境の破壊を食い止めるのは科学技術の発展しかありえない。
なぜなら私たちは今享受している豊かさを放棄することはできないからだ。だから、この豊かさをできるだけ効率的に生み出す仕組みを人間の知によって生み出さなければならない。
私の妄想する効率的な家が実現するようなときが早く来ないかなぁと思う今日この頃である。
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